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C-999



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C-999

風の歌

作詞:遠藤慎平
作曲:遠藤慎平・小野田卓史

夜明けの微かな光が 僕らの位置を照らし出した
二人乗りで駆け抜けた自転車
耳をこする冷たい風 目に映る微かな影
何かを探して夢中で駆けていた

何かが空から降ってきて 思い通りの自分になって
いつの日か輝くと思ってた
待っているだけの背中を 君に押され足を乗せたんだ
掴まってろ 走り出したんだ

見えなかった僕らの位置 それでもただ進んでいく
夜空を見上げて 君は呟いた

たとえ 僕は今闇の中で 数えきれないほど転んでも
それでも続いていくこの道を 光求め

行き先なんて決まってないさ だけどここに立ち止まっていたって
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錆付いていく 心の歯車
タイヤの空気が抜けたって 力いっぱいペダルを漕いで
少しずつ風を切ったんだ

見えなかった僕らの位置 それでもただ進んでいく
夜空を見上げる僕に呟いた

たとえ 君は今闇の中で 数えきれないほど転んでも
それでも 続いていくこの道を 光求め 明日へ駆けてゆけ

振り返ればきっといつだって見える
失くしたものとか 置き忘れたもの
その時は迷わず道を引き返せばいいさ

数えきれないほど転んでも 痛みを感じるならそれでいい

やがて夜明けの光が射して 強く伸びてゆく二人の影
その時初めて僕は気付いた 光は今 僕らを照らした