初期、マイアに楽曲「No Tears on My Pillow」を書き、ブランディには楽曲「Love Is on My Side」を提供、そしてまたクリスティーナ・アギレラのデビューアルバムにも関わった。1996年には19歳にしてカラー・ミー・バッドの名曲「Sexual Capacity」を作曲・共同プロデュースし、R&Bチャート20位のヒットとなった。また、1997年のブラウンストーンのセカンド・アルバム『Still Climbing』や、1999年のケヴォン・エドモンズ(ベイビーフェイスの兄)のアルバム『24-7』に作曲家として参加。
2002年にシック名義でデビューアルバム『Cherry Blue Skies』を発表したが、いくつかの事情でタイトルを変更・改作したうえで、2003年にタイトル『A Beautiful World』として再リリースする、このアルバムのジャケットを女優ポーラ・パットンが飾った。全米ビルボードアルバムチャートでは辛うじてチャートイン、最高152位を記録。同アルバムのリードシングル「When I Get You Alone」はオーストラリア、ニュージーランド、イタリア、オランダ、ベルギーといった国々のシングルチャートでトップ20に入る。また、オーストラリアではゴールドディスクを獲得している。
並行して、ジェニファー・ハドソンのデビューアルバム『Jennifer Hudson』、アッシャーの2004年のアルバム『Confessions』、リル・ウェインのアルバムである2005年の『Tha Carter II』ならびに2008年の『Tha Carter III』にそれぞれプロデューサーとして関わる。リル・ウェインがゲスト参加した3枚目のアルバム『Something Else』を2008年9月30日にリリース、全米ビルボードアルバムチャートで最高3位を記録、最初の週で136,944枚を売り上げる。
2009年12月15日にリリースされた4枚目のアルバム『Sex Therapy: The Session』にジェイ・Z、ニッキー・ミナージュ、エステル、スヌープ・ドッグ、キッド・カディ、ゲームらをフィーチャーする。同アルバムは全米ビルボードアルバムチャートで最高9位、初週で123,000枚を売り上げた。 2011年12月6日にリリースされた5枚目のアルバム『Love After War』は全米ビルボードアルバムチャートで最高22位を獲得、初週での売り上げは41,000枚であった。
2013年3月26日、6枚目のアルバム『ブラード・ラインズ』からの先行シングルとなる「ブラード・ラインズ〜今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」をリリース。米Billboard Hot 100チャートにおいて12週連続で1位を記録したのをはじめ、全英シングルチャートなど諸外国のチャートでも軒並み1位を獲得する大ヒットとなった。米ビルボードのHot R&B/Hip-Hop Songsでは16週連続1位を記録し、同チャートがニールセン・サウンドスキャンの集計を導入した1992年12月以後では最長1位記録を更新した。同チャートが「Harlem Hit Parade」としてスタートした1942年以後の通算記録では、ジョー・リギンスの「ザ・ハニードリッパー」、ルイ・ジョーダンの「チュー・チュー・チ・ブギ」(共に18週1位)が歴代1位であり、「ブラード・ラインズ〜今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」は歴代4位タイ記録となる。アルバム『ブラード・ラインズ』はイギリスでは6月12日に、アメリカでは6月30日にリリースされ、全英アルバムチャート、Billboard 200ともに初登場1位を獲得した。なお、アメリカでの初週売上枚数は177,000枚である。