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初恋
Lyricist:谷口喜多朗 Composer:谷口喜多朗
ろくでもないこの世界で、 呼吸を奪っていたのは紛れない僕自身だった。 理由はいらない。 夢中になりたい。 薄膜のような愛に騙されても。
まるで初恋のように。 あてもなく無謀に。 食い違いも、とうに運命と呼んじゃってさ。 全てが裏目に出て。 こんなはずじゃなかったんだ、わかってくれ。 難破船のように、 言葉はきみを介し行方を失っていた。 不甲斐ないぜ。
どうか、来世では僕より情けない人でいて。
野山も、奴隷も、戦争も知らない世界で、 僕らは愛のための愛を歌い交わし、 ネバーランドの月賦を捻り出す。 午前3時の仄暗い机の上に、 訳もなく落ちた感情の残渣。 Find more lyrics at ※ Mojim.com もう、呪いなんだ。 消えてしまえよ。
まるで初恋のように。 持て余す無法に。 勘違いと共に、二人は沈んじゃってさ。 水面は離れてゆく。 こんなはずじゃなかったんだ。 じゃあどんなつもりなんだ、 話してくれ!
まるで初恋のように。 当てもなく無謀に。 食い違いも、とうに運命と呼んじゃってさ。 全てに目を瞑って、 これが愛と信じていた、笑ってくれ! 難破船は、とうに心の風を介し、 穏やかな浜辺に時が経ち流れ着く。
いつか、迸る孤独を懐かしむ君でいて。 恥ずかしい君でいて!!!
どうか来世では僕より情けない人でいて。
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