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服部祐民子
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スリークォーター
Lyricist：服部祐民子
Composer：服部祐民子
Arranger：武沢豊
あの頃 私には何もなくて 時間だけが通り過ぎてた
大切なものはあるかと訊かれて 何も言えなかった
バイトが終わり階段を降りて いつもの服に着替えながら
どうして私ここにいるのかと どれ位 思っただろう
駅へと続く人混みの中で
制服の列を いつも私駆け足で追い越した
もっと違う生き方を 何故私は捜せなかったの？
変わろうとして 変われないまま
ただ空だけが高く見えた
灯りはもう消えた商店街通り抜けて 部屋へ着く度
月に照らされる影が何だか 擦り減ってゆく気がした
毎日がこんな つまらないのも
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誰かのせいにすれば それで私 笑っていられたの？
同じ時間 同じ一日 誰もが手にしているのに
他人はあんなに遠くに見えて
ただ背を向けた 19の夏
いつまでも満たされることのない毎日に
もう私 埋もれたくない
いつかまたこの空を見上げても
目を伏せてしまわないように
もっと違う生き方を まだ私は捜し続けてる
変わろうとして 変われなかった
あの夜を忘れないように
たったひとつこの手の平で 大きな円を描きたい
回り続けてる今日が 何処かへ消えてゆく前に
歩き出すよ
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