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青い子



歌詞
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青い子

さよならと幻想と栞

作詞:白夏十日
作曲:白夏十日

幻想だ、幻想に君が笑ってたんだ
フィルムに残したみたいで 淡く写っている

月が滲んでた
夜風が不思議と肌に合う
夢から覚めた瞬間の涙の温度を覚えて

心に空いた穴
夏霞の底に置き去りの思い出だけを
飢えたこの腹が欲してる

今更だ、今更になって伝えようなんて
一人嘆いている 無意味に泣いている

さよなら一言夏が終わって征く
例え君だけ懐って紡いだ詩が届かなくたって

思い出一つで夏が描けている
君だけなんだ、なぁ。
君だけが一瞬の夏の魔法だ

月が沈んでく
明け方薄い空は茜
腫らした瞼越しに見る世界の彩度を覚えて

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頭が欲してる
夏霞の底に置き去りの思い出は
心を亡くして消えていく

最低だ、幸福の夢を見た後なんて
絶望感が残ってしまう 幻想が絡みつく

さよなら一言想いが散っていく
例え青さだけ書いて月夕の君を昇華したって

思い出すだけで涙が溢れてる
君だけなんだ、なぁ、わかってよ、
あぁ、でも、わからないんだろうな

さよなら一言胸を焦がしていく
例え夏だけを書いて苦しさも全部消化したって

思い出一つで君を描けてしまう
呪いなんだよ解いてくれ

さよなら一言夏が終わって征く
例え君だけ懐って紡いだ詩が届かなくたって

思い出すだけで僕は詩を書ける
君だけなんだ、なあ。
君だけが一瞬の青い呪いだ