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癒月ちょこ



歌詞
專輯列表

癒月ちょこ

Secret Class

作詞:奏音69
作曲:奏音69

「好きですか」の難題に、笑顔で返すしかできない。
まるで悪魔にからかわれたように、
私の答案[こたえ]を君は待っている。

放課後の教室に、君だけを残す時間が好き。
ふたりきりになっても許される理由[わけ]になるでしょ、ねぇ。

きっと女生徒[あのこ]のように隣を歩けないのは、
待つ制服に、揺れる白衣。
それがふたりの距離だから。

熱くなるほど幼女[おさな]い心がばれちゃわないように、
君にとっての先生[おとな]になるフリして担う、秘密のクラス。
「好きですか」の難題に、笑顔で返すしかできない。
まるで悪魔にからかわれたように、
私の答案[こたえ]を君は待っている。

淡い恋でした、ってアルバムにしてあげた方がいい。
終わりを告ぐチャイムがいつ鳴るか、それがたまらなく怖い。
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きっと女生徒[あのこ]の方が君にお似合いだよなんて、
去る制服と、揺れる白衣。
ふとした言葉も傷つけてしまう。

失うものが何もない無邪気な眼で苦しめないで。
君のテストに先生[おとな]さえも応えられない、言葉に詰まる。
「好きだよ」と全部棄てて、抱き寄せてしまいたいのに。
そんな強い心じゃいられない。
私の答案[こたえ]に罰を付けて。

これでいい。君のために。そう決めたのに。
去る制服へ、靡く白衣。
思わず君を引き止める。

「好きですか」の難題に、許されない答案[こたえ]を書いた。
君の将来[あした]を縛るだけの独り善がりな、恋の約束。
ただ君の悲しむ顔を、もう見送らなくていいなら、
たとえ悪魔と呼ばれてもいい。
甘くとろけるようなひとときをあなたに。