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歌詞
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緋密

作詞:ヒラノシュンスケ・HANA
作曲:ヒラノシュンスケ

時計の音が嫌い
その笑顔を奪っていく足音
帰り支度の背中
見送る笑み ドアが閉まる 今日も

暖かさ 愛おしさ
嘘じゃないのは知ってるけど
「私だけ」 「あなただけ」
それは違うじゃん
悪い癖ね

嘘で隠すより染め上げてよ
その赤で もっと綺麗に染まるから
涙見せないわ 見たくないでしょう
胸の奥 溢れる前に差し伸べてよ
飲み込んだ雫で 薄められた緋は
恋のような薄紅

ふたりだけの世界線
矛盾さえも忘れさせる魔法瓶
離れがたい温もり
心だけがなぜか背中合わせ
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甘い声 大きな手
此処にあるのは確かだけれど
曖昧にすり抜ける言葉
答えは分かっているの

悲しみより早く染め上げてよ
その赤で もっと綺麗に染まるから
幸せの中で息もできず
知らぬ間に溺れる前に抱き上げてよ
飲み込んだ雫で 薄められた緋は
淡いほど切なく

会いたいよ
想うことさえ間違い?
一言で千切れるような 細く赤い糸
願い叶うなら 未来が見たい
胸の奥へ 飲み込んだ言葉は
涙の海に落ちて
あの五文字が溶けてく

「さようなら」