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せきぐちゆき



歌詞
專輯列表

せきぐちゆき

七の日

作詞:関口由紀
作曲:関口由紀

くたびれ ため息 帰り道
今日もさして良いことはなかった
いつものバス停向かう途中のガード下
ギターを抱えてるのか
ギターに抱えられているのか
小柄なきみが愛を歌ってた

ぬくもりだとか 愛情だとか
そんなもんは とうに捨ててる
飢えてるわけもない
なのに少女のひた向きな声が
カラカラだった喉に気付かせる

もっときみの歌を聴かせて欲しい
さみしいのは皆な同じだと僕に歌って
もっと胸の内を聞かせて欲しい
冷めたフリで自分を隠した僕は卑怯者

最後のコードを鳴らし終え
まばらな拍手の中できみは
不意に外した僕の視線を見逃さなかった
「毎月“七”の付く日はここで歌ってます」
それから きみの斜め右は僕の定位置になった

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「歌を歌うのが大好きなの」と
心折れた日もあること 話してくれたきみ
まるで僕さえ夢の途中のよう
胸の奥が突然うずき出す

もっときみの歌を聴かせて欲しい
損得だけじゃ計れないものがあると教えて
もっと胸の内を聞かせて欲しい
さらけることが悪ではないと僕に歌ってよ

生まれた街や 今の暮らしとか
置き去りにした夢のことをきみに語る僕
そういや今日は七月七日
君の願い天まで届け

もっときみの歌を聴かせて欲しい
さみしいのは皆な同じだと僕に歌って
もっと胸の内を聞かせて欲しい
心の奥で眠ってた夢が目を覚ましたよ

もっときみの歌を聴かせて欲しい
損得だけじゃ計れないものがあると知ったよ
もっときみの歌を聞かせて欲しい
さらけることを ためらわないよ
きみが好きだから