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ミドリカワ書房



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ミドリカワ書房

君は僕のものだった

作詞:緑川伸一
作曲:小倉しんこう

髪を短く切ったばかりの 君が笑う
天ぷらそばを啜りながら 眼鏡が曇って真っ白け
強い日差しの下で水着の 君が笑う
子供のような体つきが 海へ走って行く
いくつもの君を閉じ込めた このビデオカメラ
死ぬまで僕は 君を撮り続けるつもりだったのに
真っ暗な部屋 膝を抱えて テレビの中の君を観てる
梅酒のグラス 君が持ち上げ 缶ビールで僕も乾杯する

井の頭公園 池の畔 君が笑う
ボートには乗らなかったのに 何でだよ神様
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いくつもの君を閉じ込めた つもりでいたけど
本物の君は 僕を捨てて消えてしまったんだなあ
真っ暗な部屋 膝を抱えて テレビの中の君を観てる
結婚式の 真似事をした このシーンで僕は毎回泣く

いくつもの君を閉じ込めた このビデオカメラ
死ぬまで僕は 君を撮り続けるつもりだったのに
真っ暗な部屋 膝を抱えて テレビの中の君を観てる
裸の君が恥ずかしそうに 僕を見上げて 舌を出した
君が揺れてる 揺さぶられてる 僕は今夜もズボン下ろす
君が叫んだ 僕の名前を 確かに君は僕のものだったんだ