吉田美奈子

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專輯名稱：FLAPPER

   1976年発表の通算4作目で、デビュー作からの付き合いとなるティン・パン・アレーを中心に、大瀧詠一、山下達郎、矢野顕子といったファミリー人脈が一堂に会した。今にして思えば豪華かつ貴重な、初期の美奈子ポップスの集大成的名盤だ。なかでも、楽曲提供からオーケストラ編曲、コーラスなどで印象的な仕事をしている山下達郎の若い才能の閃きに、吉田美奈子との相性の良さを実感する。曲自体がスタンダードな大瀧作品「夢で逢えたら」、遊び心満点の細野作品「ラムはお好き?」も良いが、今改めて聴くと、ファンキーな自作曲「愛は彼方」「ケッペキにいさん」が一番しっくりくる。彼女のその後の方向性を示唆するという意味でも、重要な2曲といえよう。