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suzumoku



歌詞
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suzumoku

素晴らしい世界

作詞:suzumoku
作曲:suzumoku

都会を飾る真夜中の明かり
「あれは残業の景色なんだよ」と
君は眠そうに目を擦りながら
独り言のように呟いてる

商店街のシャッターが閉まり
終電車は最後の片道を
重たそうにひどく軋みながら
二人の影を瞬かせて消えた

帰り道 頭をめぐるのは 明日の不安ばかり
駆け抜ける風の潔さが 羨ましくなるよ

僕らが見つめてる世界はいつまでも
光も暗闇も抱え続けるから
迷うことくらい 何度もあるさ
涙が浮かんだら そのまま流せばいいよ

酔い潰れた誰かは道端に
野良猫は行きつけのあの家に
それぞれの温もりを求めては
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一つだけの命を繋いでく

足元で揺れる花のように 強かになれたら
君の手をためらうこともなく 引いて歩けるのに

僕らが見逃した世界はもう二度と
同じ形で現れてくれないから
悩むことくらい 何度もあるさ
理想に疲れたら 静かに崩せばいいよ

星空が煩く輝いて 君の声が響く
「悲しみも 苦しみも 痛みも忘れ去りたいよ」と

僕らが見上げてる 世界はいつの日か
儚く消えてしまうかもしれないけど
ここで今立ち止り腕を伸ばして
二人が掴むのは確かなものだから
嬉しいことも必ずあるさ
何もいらないから 優しく微笑んでくれ
俯くその顔を ゆっくり上げてみてくれ
そこに広がるのは 素晴らしい世界なんだ