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本田路津子

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本田路津子

死んだ少女

扉を叩くのは私
あなたの胸に響くでしょう
小さな祈りが聞こえるでしょう
私の姿は見えないの
8月6日の夏の朝
私は広島で死んだそのまま七つの女の子
いつまで経っても七つなの
私の髪に火がついて 目と手が焼けてしまったの
私は冷たい灰になり
風で遠くへ飛び散った
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私はなんにもいらないの
誰にも抱いて貰えないの
紙切れのように燃えた娘は
美味しいお菓子を食べられぬ
扉を叩くのは私
皆んなが笑って暮らせるよう
美味しいお菓子を食べられるよう
それが私の祈りです

  1. 感謝 Digio117 提供歌詞

所有評論 ( 1 )
ユーザー
泣ける。訳も良い。ナジム・ヒクメット、ピート・シーガー、バーズ、ディス・モータル・コイルとかも好きだが、本田路津子版をもう一度聴きたい