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斎藤工



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斎藤工

Duralumin

作詞:小幡英之
作曲:小幡英之

ジェット機の音に 思わず僕が
見上げる方角
そこには見えずに 随分先の
孤高の空を 飛んでいたんだ

行くべき場所は 知っているだろう
急がなくても 大丈夫だと
軽くうそぶいた 昨日の焦りが
青空で叫ぶよ 切ない飛行機雲

眩しくて目を開けない それでも見ずにはいられない
卑しい好奇心よ アシタへ僕を加速しろ
優しく不運を受け入れ 冷たく幸運を突き放し
無邪気に笑う空を 切り裂くように行け アシタへ

強い西陽を 乱反射する
ジュラルミンの機体が
入道雲へと 消えてく間際
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翼で僕に 瞬いたんだ

誰も気付きや しないはずさ
僕だけが知る ヒカリがある
網膜よりも 胸に焼き付け
いつまでも見つめた 暮れゆく空の果て

過去はすぐにも忘れたい それでも跡を残したい
矛盾する遺伝子よ アシタへ僕を加速しろ
叶えたことに気付かず 失くしたことを引きずり
泣きたくなる夕陽へ 溶け込むように行け アシタへ

眩しくて目を開けない それでも見ずにはいられない
卑しい好奇心よ アシタへ僕を加速しろ

過去はすぐにも忘れたい それでも跡を残したい
矛盾する遺伝子よ アシタへ僕を加速しろ
優しく不運を受け入れ 冷たく幸運を突き放し
無邪気に笑う空を 切り裂くように行け アシタへ