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乃木坂46



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乃木坂46

路面電車の街

作詞:秋元康
作曲:杉山勝彦

故郷(ふるさと)へ帰るのは もうどれくらいぶりだろう
いつの間にか 父親の白髪(しらが)が増えていた

高校を卒業して勝手な夢 追いかけた
僕には自慢できるような土産話がない

そのままにしてくれてた西陽が差す僕の部屋
窓を開け 風を入れ替えてたら ふと誰か会いたくて…

路面電車がガタゴトと走って行く街は
今も君が歩いてるようなそんな気がしてしまう
通り過ぎる窓の景色はあの頃と変わったけど
そう僕たちがいつも待ち合わせた懐かしい思い出はここだ

どんな顔をすればいい 決まり悪い僕なのに
まるで何もなかったように狭い路地は続く

区画整理されるって言われてた商店街
シャッターがいくつか降りてたけど あの店はまだあった

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路面電車の警笛が聴こえて来る街は
君を乗せて自転車を漕いだあの夏の日のままだ
緩いカーブ曲がる手前で信号を待つ間に
もう僕たちは別々の人生歩いてる現実を思う

なんで こんなにやさしいのだろう
一度は背中向けた街のあの夕焼けが
何も言わずに包んでくれた ああ…

路面電車は今日もまた街の中を走り
人の想い運び続けてる日常的な風景

そして

路面電車がガタゴトと走って行く街は
今も君が歩いてるようなそんな気がしてしまう
通り過ぎる窓の景色はあの頃と変わったけど
そう僕たちがいつも待ち合わせた懐かしい思い出はここだ

そう僕の故郷(ふるさと)はここだ